データ分析の第一歩! Python(パイソン)をインストールしましょう【Windows編】

7月 26, 2021

プログラミングして株価を分析したい,機械学習をやってみたいという方には,Pythonというプログラミング言語がおすすめです.

Python(パイソン)が投資向きのプログラミング言語である理由

Pythonを利用するにはインストールする必要がありますが,無料なのでパソコンを持っている人なら誰でも利用可能です.

今回は,Windowsパソコンを使っている人に向けて,Pythonのインストール方法を解説し,実際にちょっとだけプログラミングしてみます.

難しいと思った人も,記事の最後で『インストールしなくてもPythonを動かす方法』を紹介しているのでご覧下さい.

Pythonのインストール

まずは,Pythonの公式ページから自分のパソコンにダウンロードしましょう.

以下のページを開きましょう.

https://www.python.org/

『Downloads』の「Download for Windows」にある「Python 3.9.2」のような部分(数字は最新のバージョンになっているので,気にしなくてOK)をクリックすると,Pythonインストーラがダウンロードされます.

もしもここに「Python 3.9.2」のような部分が出ない場合は,その隣の『Windows』をクリックし,次のページで「Download Windows installer (64-bit)」もしくは「Download Windows installer (32-bit)」をクリックすることでダウンロードできます(bit数はPCの「コントロールパネル」→「システム」から調べることができます).

ダウンロードしたインストーラ(python-3.9.2-amd64.exeのような名前のもの)を実行すると,以下のような画面が出ます.

下にある「Add Python 3.9 to PATH」にチェックを入れてください.チェックを入れないと,後々面倒なことになります.ここも,数字は気にしなくて大丈夫です.

チェックを入れたら,『Install Now』をクリックしてください.

これで,インストールが開始されます.

インストールが終了したら,『Close』をクリックして完了です.

インストールができているか確認する

Pythonがインストールできているか確認しましょう.

Windowsの検索欄から,「コマンドプロンプト」を開きます.

コマンドプロンプトは,パソコンに「こうやって動いて~」とか「このプログラム実行して~」とかを命令するためのものです.ターミナルとも言ったりします.

コマンドプロンプトを開くと,以下のような画面がでます.

ここに,「Python」と入力して,実行(Enterを押す)してみましょう.

以下のような状態になればインストールは成功しています.

(「>>>」が出ている状態です)

※バージョンの数字は私のPC環境の関係で先ほどインストールものと異なっています.みなさんはインストールしたPythonのバージョンが表示されていると思います.

'python’ は、内部コマンドまたは外部コマンド、
操作可能なプログラムまたはバッチ ファイルとして認識されていません。

のように出てしまった場合は,コマンドプロンプトもしくはPCを再起動して再度pythonコマンドを入力してみてください.

それでもうまくいかない場合は,インストールが上手くいっていないか,インストールのときにパスを通すチェックを忘れた可能性があります.

これでPythonのインストールは完了です.おめでとうございます!

Pythonを使ってみる

せっかくなので,少しだけPtythonを使ってみましょう.

Pythonを使用する方法として(1)先ほどのコマンドプロンプト上でコードを書いていく方法と,(2)他でPythonファイル(拡張子が.pyのもの)を作ってコードを書き,コマンドプロンプトでそのファイルを実行する方法があります.

(2)の方法が一般的なので後で(2)を紹介しますが,(1)の方がお手軽なので練習のために,まずは(1)の方法でやってみましょう.

(1)コマンドプロンプトでPtyhonコードを書いて実行

コマンドプロンプトで,「Python」と入力して先ほどの状態(「>>>」となっている状態)になったら,以下を入力してEnterを押して実行してください.

>>> a = 3

同様に,以下を一行一行入力,実行してください.

>>> b = 4
>>> c = a + b
>>> print(c)

すると,以下のように「7」が出力されるはずです.

これで,aに3を,bに4を入れ,それらを足したものを出力できました.

(2)Pythonファイルを作成して実行

次に,Ptyhonファイルにコードを書いて実行することで先ほどと同じことをやってみます.

まずは,Ptyhonコードを書きましょう,メモ帳を開いて,以下のように書きます.

↓画像が見にくい方や,コードをコピペしたい方のため

a = 3
b = 4
c = a + b
print(c)

このメモ帳を,『先ほどのコマンドプロンプトで開いている場所(ディレクトリ)』に保存します(※).プログラミングをしたことがない人にとっては,ここが難しいかもしれません.『先ほどのコマンドプロンプトで開いている場所』というのは,以下に書かれてる場所です.

例えば,この場合は「Cドライブ」の「ユーザー」というディレクトリ(フォルダ)にいます.

エクスプローラー(黄色の,ファイルを保存する場所)からその場所を探して,そこに先ほどのメモ帳を『test.py』という名前で保存して下さい.

以下はその例です.

保存できたら,コマンドプロンプトで以下を実行して確認してみます.

C:\Users>dir

dirは,そのディレクトリにどんなファイルやフォルダがあるかを確認するコマンドです.以下のように,「test.py」が表示されればOKです.

C:\Users>dir
 C:\Users のディレクトリ

2021/03/16  15:04    <DIR>          .
2021/03/16  15:04    <DIR>          ..
2021/02/11  02:00    <DIR>          Public
2021/03/16  14:54                33 test.py

「test.py」が保存されていることが確認できたら,「test.py」を実行してみましょう.

コマンドプロンプトで,以下を実行します.

C:\Users>python test.py

これで,コマンドプロンプトには「7」が表示されるはずです.

これで,コードを書いて実行することができました.あとは自分の好きなコードを書いてPythonをどんどん使っていきましょう.

※もちろん,ファイルの保存場所にコマンドプロンプトから移動して実行したり,メモ帳ではなく他のエディタ(Visual studio codeなど)を使う方法がありますが,今回は説明を簡潔にするためにこのように書いています.

インストールが面倒だというひとは

ここまで紹介した内容がよくわからなかったり,やってみたけどできなかったよ…という人も,あきらめる必要はありません

実は,今回紹介した方法を実行しなくても,準備ゼロでPythonを実行できるツールがあります.

それはGoogle Colaboratoryというツールで,これはブラウザ上で動くので,インターネットにつながってさえいればすぐに使うことができます.

Google Colaboratoryの使い方については以下の記事をご覧ください.

https://tracpath.com/works/development/google-colaboratory/

ただし,Google Colaboratoryはインターネットが無いと使えないことや,自分のパソコンでプログラムを使えるように環境を構築することはプログラミングの基本であることを考えれば,やはりインストールしてプログラミングできるようにすることをおすすめします.

Python初心者におすすめな本

以下の本では,

Pythonとはどんなプログラミング言語か

Pythonのインストール方法(WindowsだけでなくMacでの方法もあり)

基本的なコードの書き方

実践的なコードの書き方

Pythonによる機械学習やディープラーニング(お試し)

を丁寧に解説しているので初心者におすすめです.ネットの情報よりも本で学習する派の人は,ぜひ試してみて下さい.