所有する個別株を数個に絞る理由とメリット.何銘柄が理想?

本記事の内容は全て筆者の個人的な意見であることを承知のうえ,お読みいただけますようお願い致します.投資の成績に関しては一切責任を負いません.

つみたてNISAによるインデクス投資などに慣れ,いざ個別株投資を始めてみると,ついつい色々な銘柄が気になってしまいます.

Twitterで「この銘柄のパフォーマンスがいい!」とか「この銘柄は誰も投資してないけどこれから成長する!」といったツイートを見かけるとついつい気になり,株価を調べて良さそうだと買ってしまう気持ちはすごくわかります.

実際,私も米国個別株を買い始めたころは20~30銘柄を少しずつ買って,ひとつひとつの情報を追っていました

良い銘柄なら少数でも持っておきたいし,たくさんの銘柄を持っていた方が分散が効いて良さそうな気がしてしまいます.

しかしながら,個別株をあまりたくさん持っていても,あまり良いことはなかったりします.具体的には,保有株は10銘柄以下に抑えたほうがいいと思います.これは私個人の意見ではありますが,多くの個人投資家もそれに近い発言をしているようです.

そこで今回は,「所有する個別株を数個に絞る理由」について述べたいと思います.

結論から先に言うと,以下のツイートのような感じです.

銘柄が多すぎると分析しにくい

個別株に投資して利益を出すなら,銘柄の分析はほぼ必須だと思います.それができないなら,個別株には手を出さない方がいいんじゃないですかね…

それを考慮すると,本業で投資を行っていない限りは,銘柄が10個を超えてくるとすべてを分析することは難しくなります.ちょろちょろっと決算書や株価を見ることはできるかもしれませんが,健全な投資とは言えないですよね.

10個以下なら,毎日すべてをチェックするのは難しいとしても,仕事の後に一つ二つ銘柄を分析して,一週間ですべての銘柄を見ることはできます.

「面倒がみきれないなら,子どもは作るな」という感じですね.

銘柄が多すぎると損したときに反省がしにくい

保有株が何銘柄であろうと,個別株で勝ち続けるのは難しいですよね.

一方で,たくさん銘柄を持っていれば,含み益がプラスのまま運用できるかもしれません.

しかし,銘柄を絞っておいた方が,一度マイナスになっても長い目で見たらプラスかもしれませんよね.

銘柄が多く,含み益がプラスのままのときは市場全体が落ち込んでも「まあ,勝っているからいいか」となってしまい,正確に評価できないかもしれません.

また,目に見えて損益がマイナスになったとしても,どの銘柄がマズかったのかという反省がしにくいです.ひとつひとつを調べるのは難しいですからね.

分散させるならインデクス投資で十分

「銘柄は分散させた方がリスクは抑えられるのでは?」と思うかもしれません.もちろん,これは正しいです.

しかし,銘柄をたくさん集めすぎてもあまり意味がない気がします.なぜなら,分散させてリスクを抑えた投資をしたいなら,米国株ならS&P500やナスダック,日本株なら日経平均株価やTOPIXなどのインデクス投資で十分だからです.

10銘柄くらいでも,セクターを分けておけば十分リスク分散できていると思います.

反対に言えば,セクターで分散できるくらいの銘柄は所持しておいた方が良いと思いますが…(6銘柄以上)

個別株でインデクス投資を目指すのは本末転倒ではないでしょうか(手数料の観点では有利かもしれませんが).

個別株ではあくまで自分の目利きの力を養い指数以上のリターンを目指す

分散投資はインデクス(指数)投資に任せておくとして,個別株では自分が選んだピカピカの少数な銘柄で,インデクスを上回るパフォーマンスを目指すのが良いと思います.

もし最初の方はインデクス投資に勝てないかもしれませんし,最後まで勝てないかもしれませんが,反省を活かし,個別株のパフォーマンスを上げるにはやはり少数銘柄に絞って分析することが重要だと考えます.

また,本業ではない個別投資家は個別株の割合をインデクス投資に比べて少なめにしておくことも重要ですね.「プロのアクティブ運用でも,ほとんどはインデクス投資に勝てない」ことを考えれば当然です.

正直なところ,私自身も今のところインデクス投資の方がパフォーマンスがいいです(つみたてNISAで非課税なので少しインデクス投資が有利になってしまいますが…).

私も,個別株は「お遊び」程度にとらえています

まとめ

・銘柄が多すぎると分析がしにくい

・銘柄が多すぎると損したときに反省がしにくい

・分散させるならインデクス投資で十分

・個別株はあくまで自分の目利きの力を養い指数以上のリターンを目指す

・個別株は10銘柄以下がおすすめ(個人的意見)

・ただし,セクターで分散できるくらいは所持しておいた方がよい(6銘柄以上)