【投資の基本】ローソク足とは?見方と意味をわかりやすく解説

3月 31, 2021

ローソク足は取引時間の株価の値動きが一目でわかる形をしており,株価などのテクニカル分析で使用されます.

つみたてNISAによるインデクス投資など,長期投資型スタイルのひとにとってはローソク足はそれほど重要ではなく,どちらかというと移動平均線の方が重要ですが,ローソク足はチャートを見る基本知識なので,知っておいて損はないです.

ローソク足が読めるからといって株価の予測が当たるとは限りませんが,ローソク足のパターンによって株価を予測する話は多く存在しており,参考にはできます.

ここではローソク足の基本知識を解説します

ローソク足の見方

ローソク足は,以下の形をしています.

左(赤)は陽線,右(青)は陰線と呼ばれます.

・高値…その取引時間で最も高い値

・安値…その取引時間で最も低い値

・始値…その取引時間の開始時点での値

・終値…その取引時間の終了時点での値

ローソク足が赤色の場合は終値が始値より上にくるため,その取引時間では株価が上昇して終わったことになります(陽線).

ローソク足が青色の場合は始値が終値より上にくるため,その取引時間では株価が下落して終わったことになります(陰線).

ただし,この『取引時間』とは1日以内の時間とは限らず,2日や1週間など,様々な期間でローソク足を見る場合があることに注意してください.

ローソク足の例

ローソク足だけ見ていると良く分からないかもしれませんので,具体的な例を見ていきましょう.

例えば,以下のような株価の値動きがあったとします.

すると,この取引時間のローソク足は以下のようになります.

終値が始値よりも高く,上昇して終わったのでローソク足は赤色で書かれています.

他の例も見て,ローソク足の意味が分かるようにしましょう.

ローソク足とチャートの関係性が何となく分かってきたでしょうか?

株価チャートにおけるローソク足の実例(仮)

もっと実用的に,ローソク足を見てみます.以下はコロナショックがあった期間における日経平均株価です.

2020年2月中旬から3月中旬にかけて暴落していることが分かります.暴落期間ではローソク足も長く伸びているものが多いことも分かりますね.ローソク足が長いということは,その取引時間の値動きが激しいということです.

この部分をもう少し拡大して見てみます.

暴落のそこに向けて下落で終わる陰線が伸びていき,底では長い陽線(赤い丸の部分)に変わっています.

この赤い丸の部分のローソク足はヒゲの部分は短く,ほぼ短冊部分(実体)だけでできていることから,迷いなく上昇していることが分かります.コロナショックは,上がるときは一気に上がるケースだったわけですね.

ローソク足は株価予測の分析になり得るのか?

インターネットを見ていると,「こんなロウソク足になったから,今後はこんな傾向になる」といった予測方法を書いている記事を多く見かけます.

しかしながら,ローソク足だけを見て株価が予測できるのであれば,だれもが勉強しているはずです.

確かにローソク足はチャートの特徴のひとつですが,それだけを見て分析しても効果はほとんどないと思われます.

そのためテクニカル分析では,他の指標(移動平均線など)と合わせて分析を行うことが一般的です

少なくとも,ローソク足「だけ」で1日以上の株価(トレンド)を予測するのは難しいと思いますし,他の指標と組み合わせて分析したとしても株価を予測するのは容易ではありません.